2016年05月15日
遊びの中で知能を鍛える!!
息子が通っている幼稚園では「SIあそび」という授業があります。
幼稚園での簡単な説明では
「S・Iとは”Structure-of-Intellect(知能構造)”のこと。自分の目で見、自分の耳で聞き、 自分の手で触れ、自分の心で思い、自分の頭で考える!人間として、たくましく生きる力を育てたい!」
という説明でした。
詳しくはよくわからないけど、幼稚園で知育の授業があるなら、塾に行く必要もないし親がいろいろな事を教えるよりは、幼稚園で教えて頂けるならそれに越したことがない

そして、4月に使ったSIあそびの教材を持って帰ってきて、一体どんなものかなんとなくわかってきました

教材の中に手紙が入っていて読んでみると、SIとは知能構造理論のことで、
「子どもたちが持っている学びたいという意欲や好奇心を、学校に通うようになってから役立つ力」
を、遊びを通して身につけよう、という感じです。
子どもが受身になったり、やらされていると感じては何も身に付かない。
「興味をもって、やってみようと思う」
と、学んだことは知能が発達する。
そのために必要な教材(問題)みたいです。
SIあそびで大事なことは、「興味をもってやってみる=集中する」ということです。
初めてのSIあそびの中身はこんな感じでした。

多分、カードを台紙から剥がすところから授業が始まり(似た感じの絵カードがいくつもある)その中から、お題の絵と合っているものを見つけてのりで貼るって感じかな?実際授業参観がまだなので、憶測ですが多分そんな流れみたいです。
丸や三角や四角は、これから大きくなった時に算数の図形などの認識に必要になるでしょう。
その前の入口というべきでしょうか、基本的な三角形、円、正方形、楕円を理解することがねらいだそうです。
息子のSIあそびの台紙をみてわかることは、形は合っていても大きさが違っています。
それは形がわかっていても、大きさまで合わすということが少し複雑な考えということになるみたいです。
ただ、さきほども言ったとおり、「興味をもってやってみる=集中する」ことが大事でなので、大きさが間違っていても、これは違うよ!!とは指導しないそうです。
今は出来なくても、図形などの絵合わせは何度も教材の中で出てくるそうで、だんだん出来てくるようです。
勿論、一回で完璧にできる子もいるでしょう。
時間内にすべての絵を貼れない子もいるでしょう。
でも自分で考える力を養うための知育なのでこの中では間違い、遅い、の指摘はしないそうです。
少し話は変わりますが、はぐたっち体操での出来事です。
はぐたっち体操を参加している方ならご存知でしょうが、ママがやっている体操を一緒になって真似しだすお子さんをちらほら見かけます。これも成長の一つで、2歳前後の模倣期といいます。模倣期の成長が過ぎると、3歳くらいからは自分の頭で考えて行動する能力も鍛えていかなくてはなりません。
親の指示がないと何もできない子、では困ります。
自分で考え自分で行動する、
意味をもって行動することが早い段階から出来ることは、自分自身を守る為にも大事なことです。
その一つにこのSIあそびがとっても合っているのかなと思います。
ちなみにこの写真の二つの教材ねらいは、すごく奥が深くて、円、楕円、三角、四角は図形の単位を認知する、に繋がり、
やまとうみの絵は、同じような絵カードがいくつかあり、その中から選んで貼っていますが、似たような形をいくつか見て、その中から同じ絵を選ぶという行動は、物を注意深く見て区別する、という能力に役立つそうです。
日常生活でそういったことをすべて教えられるか、子供の力で養えるかといったら、私自身もちょっと自信がありませんが、このSIあそびの中で覚えられるならとってもいいことだと思いました

私自身もSIあそびは興味があるので、今後も楽しみです

Posted by Touch&smile
at 21:28
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